今回、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 賃貸選びのコツ5選!
- 賃貸選びのコツを知らないと後悔する理由3つ
- 賃貸選びは引越し日の1ヶ月前までに決められるとベスト
賃貸選びってとりあえずWebで見て、不動産やに行って決めようと思っていませんか?もちろん最終的にはその通りなのですが、しっかり準備をしていくことで、効率的にそして後悔しない賃貸選びをすることができるのです。
なぜなら、賃貸選びにはコツ(知識)があるからです。
本記事では、賃貸選びのコツについて解説をしていきます。
それでは、どおぞ!
賃貸選びのコツ5選!
賃貸選びのコツは以下の5つになります。
- 物件リサーチをする
- 条件の優先順位をつけておく
- 複数の不動産会社をまわる
- 内見には必ず行く
- 不動産会社(大家さん)との交渉
1つ目の「物件リサーチをする」に関しては、2・3ヶ月の期間があるとより余裕をもてます。
物件リサーチをする
住みたい街(最寄り駅)を決めたら、スーモなどの賃貸探しサイトを最低1日1回は検索するようにしましょう!
理由は以下の2つになります。
- 相場感が分かる
- 新たな物件を見つけられる
相場感が分かる
毎日物件を見ていると、この街だと○○万円くらいで、この駅から15分離れると○○万円。などと、住みたい街のおおよその相場が分かってきます。
なぜ、相場が分かるといいのかというと、相場が分かることで適正な賃料の物件を見つけることができるのです。こんなに条件がいいのに賃料が安いなどといった場合は何かしらの疑惑がある可能性があります。
また、様々な物件を見ていることで目利きもできるようになってきて、ある物件を見つけたときにコレだ!と即決できるのです。
新たな物件を見つけられる
よい物件は本当に一瞬で無くなります!もしくはWebサイトにすら上がってこない場合もあります。
だからこそ、毎日チェックする必要があるのです。
もし、「住んでもいいかも?」と思うような物件をWebサイトで見つけたら、即内見の予約をしましょう!
自分より先の方が、契約の優先権があります。本当に自分が住みたければ、「即契約します」といった旨を伝えると、先の方へプレッシャーをかけることができます。
どんなプレッシャーかというと、不動産会社から先の方へはこう言われます「○○さんの次にこの物件の内見された方が気に入って、即契約したいと連絡をいただいています。本日中に○○さんに決めていただけないと次の方に契約の権利が移ります」と。
ここで、○○さんが契約しますと言われるとどうしようもないですが、判断を早めてもらうことができます。
条件の優先順位をつけておく
条件の優先順位は間違いなくつけておきましょう。
これは、物件リサーチの時と不動産屋さんに行って、物件を紹介してもらう時にスムーズに話をすすめることができます。
理由は以下の2つになります。
- 多くの物件を見ることができる
- 不動産屋さんによく思われる
多くの物件を見ることができる
条件の優先順位をつけておくことで、紹介される物件を絞ることができます。
不動産屋さんでの基本的な流れは、「①用紙に条件など記入」>「②物件紹介」>「③内見」になります。見に行く場所にもよりますが、この流れで3つ物件を見に行くと、4〜5時間はかかったりします。
すごく疲れますし、2件目は行っても内見はできないでしょう。
つまり、「③内見」に行く物件の数を増やして、多くの物件を実際に見に行くことになるべく時間をあてていきましょう。
不動産屋さんによく思われる
不動産屋さんも人間なので、基本はなくべく早めに契約させたがっています。なので、不動産屋さんであれこれ悩む時間はお互いにデメリットしかないのです。
予め条件と優先順位を決めておけば、不動産屋さんも紹介しやすいです。それで、条件が厳しく紹介できる物件がないと言われるかもしれませんが、それでいいのです!
引越したら最低2年は住むと思いますので、自分の納得していない物件には住むべきではないです。
複数の不動産会社をまわる
複数の不動産会社はまわりましょう。
大手の不動産会社の場合は共通のネットワークを持っており、空き室などはどこへ行っても大きく変わらないのですが、以下2点見ておきたいポイントがあります。
- 隠れた物件が見つかる
- 複数の管理会社を経由している
隠れた物件が見つかる
8・9割は同じような物件を紹介されると思いますが、不動産会社で特に大手でない場合は独自に大家さんと契約されていて、隠れた良い物件を紹介される可能性があります。
当然、Webサイトでは公開されていないので、やはり不動産会社に行くことはメリットがあります。
複数の管理会社を経由しいている
私の経験談で分かったことがあります。
「大家さん」>「大手不動産会社A」>「大手不動産会社B」>「私」
という図式で契約したことがあるのです。普通は「大家さん」と「私」の間には不動産会社は1社ですが、2社からんでいたのです。
何かマンションで質問がある場合、「大手不動産会社B」に連絡すると「大手不動産会社B」が「大手不動産会社A」に連絡して「大家さん」に行き、返答はその逆ということで、返答までにかなり時間がかかるのです。
そして、「大手不動産会社A」でその物件を契約するより、「大手不動産会社B」で契約すると賃料も管理費も少し高くなるという事実。
内見には必ず行く
住みたい物件であれば内見は必ず行きましょう!
やはり、紙やWebで見ただけではわからないところがたくさんあります。
持ち物は以下を持っていくと効率的に内見できます。
◎カメラ(スマホ)
◎メジャー
◎方位磁石
◎筆記用具
◎ビー玉
内見のポイント以下の5つです。こちらを抑えておけば、あとはなんとかなります。
- 日中に行く
- 周辺環境
- 整備状況
- 方角の確認
- 壁の薄さ確認
- 大物家電・家具のサイズ確認
日中に行く
ポイントは以下です。
- 日当たりの確認
- 周辺環境(景色)の確認
南向きであればそれほど気になりませんが、南以外の方角は全く日の当たり方が違ってきますので、日が落ちてから内見はNGです。
また、窓から見た景色なども違ってきますので、日中内見できなければ別日で調整をしていきましょう。
周辺環境
ポイントは以下です。
- 道路の交通状況
- どんな人種が歩いているのか
- コンビニやスーパーの位置
「道路の交通状況」や「どんな人種が歩いているか」少しの時間で難しいと思いますが、その土地の色はなんとなくはわかると思います。直感で大丈夫です。
「コンビニやスーパーの位置」はGoogleマップなどでチェックして、この辺にあるんだと1度確認すればOKです。
整備状況
ポイントは以下です。
- エントランスの状態
- 郵便受けの状態
- ゴミステーションの状態
賃貸は1年の間に何かしらの修繕が入ります。塗装が剥げている所を塗り直したり、草をかったりなどです。
今回上げたポイントは、日々のメンテや掃除といった項目となっており、概ねシルバー人材を採用しているところが多いです。なので、よくおじさんが掃除していたりしませんか。
この3つのポイントがきれいだと、基本的に全部キレイにメンテされているといってよいです。
方角の確認
ポイントは以下です。
- 日当たりの確認
- 風水チェック
方角により、日当たりや風水の影響が強く出ます。
北窓や東窓の場合は、湿気が溜まりやすく部屋も暗くなってしまいますので、湿気対策なども必要になってきます。
壁の薄さ確認
ポイントは以下です。
- 隣の音の確認
内見しにいった時に、お隣さんが居なかったりそもそも静かだったりした場合は難しいですが、壁を軽く叩いてみたいり、耳を当ててみてください。壁が薄いかは判断できると思います。
築年数が10年以上経っている場合は、薄かったり経年劣化して音が反響しやすかったりしていますので、音に敏感な方は確認をしましょう。
大物家電・家具のサイズ確認
洗濯機の場所や冷蔵庫の場所などは決まっている場合が多いので、サイズが合わないと新たに購入しなければいけなくなります。
また大物家具やTVなどがある場合も、おおよそ配置は決まってくるかと思いますので、事前に自分の家具のサイズを図った上で内見をすることをおすすめします。
不動産会社(大家さん)との交渉
内見が終わって、契約となった場合にいよいよ不動産会社(大家さん)との交渉タイムです。
- 賃料を少し下げてくれる
- 管理費を少し下げてくれる
- 月末付近だと、数日賃料を0にしてくれる
いわゆる物質的な交渉をしてくれます。条件は「本日か明日中に決めてください」になります。
賃貸選びのコツを知らないと後悔する理由3つ
賃貸選びには明確なコツがあります、方程式と言ってもいいと思います。
「私は直感で選びたいんだ!」という方もいると思います。もちろん直感も重要ですが、コツを把握して実践することでその直感を確実なものにしていくとこが重要です。
そのコツを知らないと後悔してしまう大きな理由を3つご紹介します。
- 日当たりは気分も変える
- 騒音問題は精神を蝕む
- 余計に費用がかかる
日当たりは気分も変える
人間は太陽の光で体をリセットします。
日中から暗い部屋よりも明るい部屋にいるだけで、気分は全く違ってきます。私は東西南北すべての部屋に住んだことがありますが、南向きはダントツで良かったです!
南向きは日当たりや気分だけでなく、物質的なメリットがあるのです。
それは、冬の時期に窓からの太陽があると部屋が暖かく、暖房を入れなくても日中は過ごせるのです。冬の電気代は高くなりますが、南向きだと数字で見て電気料金が安くなっているのが分かると思います。
騒音問題は精神を蝕む
騒音問題は2種類あって、外の騒音(交通状況・人の騒ぎ声)と隣人トラブル(左右上下の部屋)があるのです。
幹線道路沿いのマンションの場合は、1日を通して大型車両なども通るためずっとうるさいですし、商店街近くの物件の場合は深夜の寄った人たちの騒ぎ超えがやばいです。
そして、トラブルにも発展しかねない隣人との騒音トラブル。
お金の問題ではなく、精神を蝕むくらいのストレスがかかってきます。
余計に費用がかかる
旧居で使っていた大型家具や家電が入らず、新調したり、結局嫌で更新もまたず引っ越ししたりと余計に費用がかかってしまいます。
お金に余裕があって、好きな時に引っ越しするんだ!という方以外は、最低2年は住むと思いますので、必要な知識はつけたいですね。
賃貸選びは引越し日の1ヶ月前までに決められるとベスト
賃貸選びですが、なるべくは2・3ヶ月の期間で進めていけると時間的にも気持ち的にも余裕が生まれます。そして、最終的な物件を決めるのは引越し日から1ヶ月前くらいがベストです。
引越しのスケジュールについてまとめた記事がありますので、【徹底解説】単身引越しスケジュール 完全マニュアル(ステップ2〜)をご参照ください。
引越の見積もりは、以下ページよりできます。
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【まとめ】後悔しない賃貸選びは準備が必要
今回、賃貸選びのコツについて解説をしてきました。
コツは以下の5つになります。
- 物件リサーチをする
- 条件の優先順位をつけておく
- 複数の不動産会社をまわる
- 内見には必ず行く
- 不動産会社(大家さん)との交渉
引越し予定日から2・3ヶ月前くらいから動けるとベストです。
しっかりこの5つのコツを抑えた上で、物件探しをすると後悔しない引越しができると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。