【節約術】中古マンション売り主との交渉で家具類の費用が浮く?

中古マンション売り主との交渉

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中古マンションを購入すると、購入費用だけじゃなく家具や設備を揃えるのに色々お金ってかかるよね・・

初めての中古マンションへ引越すので、何かと家具や設備など新調したい!

でも、中古マンションを購入するのに頭金を入れて、もろもろ諸経費使って、もう1万円も使いたくない!って気持ちになっていませんか?

本記事では初めて中古マンションを購入した方が引越しをする際に、なるべく家具や設備などの費用を浮かせるために必要な節約術について解説をしていきます。

結論としては『売り主との交渉』をすることで、大きく費用を抑えられる可能性があります!

本記事の執筆者

都内在住30代|6年前に中古マンションを購入|ローン関係はすべて自分で実施|引越しは10回経験|FP3級取得|大手広告代理店10年勤務|不動産会社のPRを担当|中古マンションをした経験から、その時の悩んだことについて解説をしたサイトになっています!

目次

中古マンション売り主との交渉は2種類!

売り主との交渉には2種類あります。

  1. 中古マンションの価格
  2. 中古マンショの家具や設備

中古マンション価格の交渉

初めて中古マンションを購入される方は『交渉』という選択肢を持っていません。

なぜなら、表示されている価格でしか買えないと思っているからです。

確かに知らない・・

売り主も高く売りたいし、不動産業者も高く売ることで手数料(売上)を稼げますからね。基本は向こうから言ってくれません。

概ね売り主側から言ってくれるケースは以下です。

  • 売りに出している期間が長い
  • 築年数が長い
  • 元々の査定よりも金額をのせている
  • 売り主に金銭的な余裕がある
  • 確度の高い買い主が現れた

損したくないから言わない、が鉄則ということですね。

私の場合は『売り主に金銭的な余裕があった』ように思えます。実際に私が購入したマンションの価格がX095万円なので、端数の95万円分引いてもらえました!

中古マンションの家具や設備の交渉

交渉の2つ目は家具や設備も交渉をすることができます。

売り主側も新たなマンションや戸建てへ引越しをするので、家具や設備を新調したいと思っています。

だから、処分したり置いていきたいものがあります。

いらないもので、こちらも欲しいものであれば置いていってほしいですね。

需要と供給の関係になりますね!

では、売り主はどういった状況だといらないと思うのでしょうか?

状況家の広さモノを置いていく?
家族が増えて手狭になった今よりも広い家
今よりもよい条件の家が見つかった今と同じくらいの家X
子供が一人暮らしを始めた今よりも狭い家

このようにその家の住人の増減が大きく関わってきます。それは次に住む家の広さにも関係してくるということになります。

内覧した時に売り主の方が住んでいる時は、玄関の靴や部屋のモノを見るとだいたいの家族構成は分かります。

例えば、子供の靴はあるけど赤ちゃん関係のものが置いてあったら、2人目が生まれて手狭になったんだなと。

私の場合は『天井についているライト』、『カーテン』、『エアコン』を交渉で譲り受けることができました。

エアコンなどは取り外しと新たなところでの設置、もしくは処分にお金がかかるので売り主側から『入りますか?』と言われたりします。

内覧の時には『◯◯置いていって欲しい』というものがあれば、内覧後にメモに残しておきましょうね!

中古マンションって家具類や設備って何か残ってたりする?

中古マンション購入に際して交渉は2つあると解説してきました。

結論として、家具類や設備は残っていません!

基本的にはすべて売り主側で処分をする必要があるからです。

以下は交渉で残せる可能性がありますので、恥ずかしがらずに交渉をしてみましょう!(不動産業者担当の方に言えば大丈夫です)

  1. 天井のライト
  2. カーテン
  3. エアコン
  4. 収納棚

天井のライト

マンションの引渡し日から引越し日まで時間がある場合は良いと思います。

しかし、そんな余裕がない場合は夜は暗くて不便です。

さらに、近くに電気店がなかったりすると買うのにも地味に大変ですし、せっかく買っても規格が合わなかったら最悪ですよね。

だから、絶対といっていいほど交渉すべき項目です!

カーテン

中古マンションを購入するくらいですから、ある程度カーテンにもこだわりを持っている方が多いと思います。

カーテンに関しては、決めるのにも時間がかかったりしますから、引越し日まで急いで決めて後で後悔するよりも、一旦は売り主の方が使われてたもので生活し、時間に余裕がでてきたらゆっくり探すが良きです!

売り主の方も、新たな住処で心機一転したいと思いますので、カーテンも交渉しやすい項目となります。

エアコン

部屋の間取りによると思いますが、中古マンションのリビングとなれば15〜30畳くらいはあるでしょう。

エアコンの金額的には設置費などもコミコミで20万前後くらいになります。

プラスして寝室やその他の部屋にも設置と考えると、エアコンだけで30〜40万は見ておく必要があるので、結構な出費ですよね^^;

私の場合、寝室の1台だけは交渉ができました。リビング用はだめでした。

エアコンも一応ダメ元で交渉はしてくださいね!

収納棚

既存のクローゼットだけでは収納しきれずに、2・3個ほどは収納棚を買っている場合があります。

しかも、家の間取りに合うように買われているので、インテリア的にも合ってたりします。

家族以外の方が使っていたものを使うのに抵抗がなければ、交渉をしてみる価値はあります!

【節約術】中古マンション売り主との交渉をスムーズに行うコツ

中古マンション売り主との交渉をスムーズに行うコツについて以下の5ステップで解説していきます。

すでに売買契約が完了している場合は、家具や設備類だけの交渉となります。その場合はいきなりステップ4となります。

  1. 不動産の相場を調べておく
  2. 内覧の間取りは事前に確認
  3. 内覧の際に見るべきポイント
  4. 不動産業者担当と調整
STEP
不動産の相場を調べておく

ステップ1はちょっと調べるのが面倒だと思いますが、少しでも安く中古マンションを購入し、家具や設備の費用を浮かすためにも必須になります。

一応、購入前に見てる

であれば、ここは飛ばしてもOKです!もしちゃんと調べてなければ、確認してみくださいね。

やり方はまず以下のSUUMO(スーモ)かYahoo!不動産で実際に住みたい街の中古マンションを見てみましょう。

SUUMO(スーモ)
Yahoo!不動産

その際に、あなたが購入した中古マンションと同スペックのマンションを5つほどピックアップします。

そのマンション5つの平均価格を算出します。(ここでは平均5,000万円とします)

この平均価格に対してあなたの購入した中古マンショは高いか低いかを見ます。

基本的には以下の条件が大きく関わってきます!

  • 住所(立地)
  • 駅からの距離
  • 築年数
  • 日当たり
  • 階層

特に『住所(立地)』と『駅からの距離』は同じ条件でも数百〜1千万円くらい変わってきます。

約2%くらいは誤差と思って大丈夫です(5,000万円だとしたら±100万)

それ以上変わってくるのであれば、上記の5つの条件が良いか?もしくはちょっと金額を上乗せしているかもしれません。

STEP
内覧の間取りは事前に確認

内覧の間取りをもらっている場合は、事前に確認をしておきます。

どんな確認をするかというと、自分だったらどんな家具の配置をするか?です。

自分の中でイメージしておくと、内覧の際に冷静に物件を見ることができます!

どうゆうことかと言うと、何の準備もせずに内覧すると『おー、いいねー』『すごいじゃん!』といった感情が先にきてしまってちゃんとみるべきポイントを見逃す危険があるからです。

さらに住んでいる方(売り主)のセンスがいい場合、もっと目がくらんでテンションがあがっちゃうんです^^;

STEP
内覧の際に見るべきポイント

では内覧の際に見るべきポイントはステップ2で算出した平均価格よりも高い、もしくは安い原因を探すことです。

また、『天井のライト』『カーテン』『エアコン』『収納棚』も忘れずにチェックです!

プロじゃないけど、そんなところ探せるの?

以下だけ見れればOKです!

  • 壁紙の汚れなどの状態
  • 実際の日当たり状態
  • 破損部分などの確認(聞く)
  • 設備不具合などの確認(聞く)

日当たり以外はスペックと相違ないかだけのチェックで問題ないです。

『破損部分』と『設備不具合』は必ず、みんながいるところで聞くことが重要です。

破損箇所とか設備の不具合とかはないですかね?』でOK!

例えば「洗面台の一部の電気つかないんです」とか、「この収納棚の後ろちょっと壁紙剥がれてるんだよなー」とか全然あります。

なぜなら、私の場合はまさに収納棚の後ろの壁紙、少し破れていました^^;(同じように収納棚置いてるんで見えないところなんですけどね)

といったように不動産業者も隅々まで把握していないんです。

なので、売り主からの直接の言葉で『ある』か『ない』か聞くんです!

引き渡し後に深刻な不具合があった場合は、売り主に損害賠償などの請求もできたりします。(隠していたということになりますからね)

ここまでとはいかなくても軽微なものがあった場合、心理的なところですが家具を譲ってくれたりといったこともありえます。

間違っても、内覧中に売り主の前で交渉をし始めるのはNGですよ!(失礼だし、そもそもあなたに売ってくれなくなる可能性もあります)

人気の物件であれば、いろんな人が内覧に訪れますので、別にあなたに売らなければいけない理由はないですからね。

STEP
不動産業者担当と調整

内覧が終わったら不動産業者の事務所などで話し合いをすることがほとんどです。

そこで、今まで得た情報から交渉をしていきます。

相場と比べて高かろうが安かろうが、内覧で見つけたポイントをしっかり不動産業者へ伝えて、調整をしていきます。

概ね端数は交渉しやすいです、例えば5,050万円だとすると50万円引いていただけたら契約したいと思いますなど。

引けたとしても100万くらいが限界だと思いますが、仮に割り引けないとした場合には『◯◯の箇所が破損していたので、天井のライトとかエアコンは譲ってほしい』といったように交渉をしていきます。

不動産の契約権は内覧をした順番になりますので、あなたより次の方がもっと高くてもいいと言ったら、そもそも交渉できず次の方に購入されてしまいますので、次の方の情報も確認しておく必要があります。

私の場合は、次の方が中国の方で現金で一括という化け物でした^^;

しかし、私が1番に見に来た、そして同じ日本人ということで購入することができましたし、端数の95万も引いてくれたんです(もはや神)

最後は、元も子もないですが運です!

以下には中古マンションへの引越しについてまとめていますので、ご参考にしていただけたら幸いです。

まとめ;中古マンション売り主との交渉はダメ元でしてみる!

今回、中古マンションの売り主の方に価格や、引越しの際に発生する家具類などの譲り受け交渉について解説をしてきました。

もうすでに売買契約が成立してお金を払ってしまっている場合は、家具や設備で譲り受けられないか交渉してみてください!

頑張ってください!

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