これから単身の引越しをしようと検討されている方に対して、新居を決めるところから引越し後のやるべき項目について解説をしていきます。
本ページは特に以下の方におすすめです!
- 首都圏在住、20〜40代の社会人独身男性
- 引越しまで1ヶ月以上猶予がある方
また、広告代理店に在籍していた時には、引越し業者のWeb広告を運用していた実績があります。
時期に応じて12ステップで解説をしていきます!このページのみで、引越しの全体スケジュールを把握することができます。
以下の表の「項目リンク」ボタンより記事へ遷移します。
No | 時期 | 内容 | 項目リンク |
1 | – | 新居を決める | |
2 | – | 引越しの見積もりをとる | |
3 | – | 業者・引越し日の決定 | |
4 | 1ヶ月前まで | 管理会社(大家さん)への通知 | |
5 | – | チェックシート | |
6 | 1ヶ月前 | 粗大ごみの処理、会社の報告 など | |
7 | 2週間前 | 不用品の処理、各種届出 など | |
8 | 1週間前 | 郵便局の転居届け、本格的な荷造り など | |
9 | 前日 | PCバックアップ、掃除 など | |
10 | 当日 | 引越し料金の支払い、新居での作業 など | |
11 | 翌日〜2週間以内 | 隣人の挨拶、各種届出 など | |
12 | 2週間以上 | パスポートの住所変更 など |
それでは、どおぞ!
ステップ1 新居を決める
新居を決めないと引越しができないですね!
賃貸物件を選ぶ時にはコツがありますので、詳しくは「【失敗しない】賃貸選びのコツ5選!これを抑えとけば間違いない」を合わせて読んでみてください。
ポイントは大きく2つあります。
- 不動産賃貸サイトを頻繁に見る
- 自分が住みたい街・物件レベルを決めておく
不動産賃貸サイトを頻繁に見る
近くに不動産屋がなく、頻繁に行くことができないならWebサイトで頻繁に物件をチェックしましょう。
なぜなら、いい物件というのは一瞬で成約になりますので、Webに公開されてから1日で消えてしまうこともあります。なので定期的にチェックをしいい物件を見つけたらすぐに内見の予約をしましょう。
最近はあまり見ないですが、釣り物件もあります。どうゆものかというと、実際にはすでに成約がされているのにWeb上に公開されている物件となります。
その物件を見て不動産やに行っても、すでに成約されていますと言われ、他の物件を紹介されるというわけです。(私も何度もこのケースがありました。)
自分が住みたい街・物件レベルを決めておく
物件選びの指標となります!
住みたい街、会社から近い街、彼女の近くの街などある程度、頭の中にはあると思います。
基本的には会社から近い街をベースに考えていただくほうが効率的です。
なぜなら、住みたい街はメディアでもよく紹介されていますので、基本的に人が多いです。人が多いなら電車なども混みますので、毎日満員電車に乗るとか嫌ですよね。結果、住みたい街だったならOKですが、最初から狙っていくものではありません。
彼女の近くにも住みたいと思いますが、おそらく近くに住んでも毎日は会いませんよね?
物件レベルとは具体的には以下です。
○ 風呂とトイレ別
○ 南向き
○ 独立洗面台
○ 角部屋
不動産屋から必ずといっていいほど聞かれる優先順位です。Web上でも絞り込みで物件を検索できますので、何となくではなく絶対に譲りたくない項目3〜5個くらいは決めておきましょう!
ステップ2 引越し見積もり
次の住処が決まりましたら、引越しの見積をしましょう!
引越しの一括見積もりサイトを活用しましょう。1回の登録で複数の引越し業者へ見積もりが出せますので、無駄なく安く業者を決めていくことができます。
引越しの一括見積もりサイトで見るべきは以下の2点です。
- キャンペーンや特典があるかどうか?
- 業者はどれくらいの数提携されているか?
キャンペーンや特典があるかどうか?
各サイトでは一括見積もりをして成約までいきますと、キャンペーンや特典により引越し料金が割引されたりします。
条件などもありますので、しっかり引越し業者に確認はとりましょう。いわゆる3月や9月といった引越しシーズンでは利用する人が増えるのでキャンペーンや特典の内容が薄くなることがありますので、シーズンは避けたほうがいいというのが定石です。
業者はどれくらいの数提携されているか?
サイトや地区によっては、使いたい業者が範囲外となる場合があります。サイト上で「○○社に一括見積もり」と記載されていますが、実際にはそんなに見積もりはいきません。
1つのサイトで見積もりをしてもせいぜい10〜20社となります。
以下の記事では詳しく解説していますので、ご参考にしてください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://hikkoshimaster.com/moving-estimate/ target=]
ステップ3 業者・引越し日の決定
見積もりをとりましたら、業者を決め、引越し日を決定させましょう!
業者の見積もりには3パターンある
業者を決めるときが実は結構面倒です。大きく3パターンありますので、比較表で解説します。
見積もり | メリット | デメリット |
メールで見積もり | 非常に簡単に終わる | 当日、引越し料金が追加される可能性が高い |
電話で見積もり | 15分前後くらいで、ある程度正確な見積もりがとれる | 当日、引越し料金が追加される可能性がある |
訪問で見積もり | 当日、引越し料金が上乗せされない | この瞬間決めてくれれば、と即決を強要される |
引越し日の決定
引越し日はいくつか気にしておく必要がある点があります。
○ 午前 or 午後 or 業者任せ?
○ 退去日より後になってないか?
○ 天気はどうか?
○ 大安吉日?
最後の大安吉日は気にする方もいます。時期や時間帯などをズラすことで安く引越しができますので、念頭に置いて業者と話し合いをしましょう!
「【2022年度版】引越しをするのに良い日一覧」もご参考に。
ステップ4 管理会社(大家さん)への通知
業者や引越し日が決まりましたら、管理会社(大家さん)へ連絡をしましょう!
賃貸契約書を確認します。基本的には「退去(解約)の1ヶ月前までに連絡をする」というのが1番多いケースになりますが、中には2ヶ月前・31ヶ月前ということもありますので注意です。
更新日が近い場合は、更新するか解約するかのハガキが届きますので、そのハガキに「更新する」「更新しない」に○をつけて返信すればOKです。
月の途中で退去(解約)となった場合は「家賃日割り」か「全額」というパターンがありますので、こちらも注意です。
詳しくは、賃貸の退去連絡っていつまでにすればいいの?を参考にしてみてください。
ステップ5 チェックシート
諸々手続が終わりましたら、引越しのためのチェックシートを確認です。
引越しの準備をする時って、なんとなくやることは分かってるが、頭の中に全部やることが記憶されている人って少ないですよね?手続が漏れてしまうと大変なことになりますのでしっかり準備していきましょう!
WEB版もありますので、コチラをご参考に!
ステップ6 引越し1ヶ月前に行うこと
引越し日から1ヶ月を切りましたら以下行っていきましょう。
- 粗大ごみの処分
- 不用品の処分
- 会社への通知
粗大ごみの処分
新居では新しい家具を買いたいと思っている方も多いと思います。そんなときは、旧居での家具は粗大ごみとして処分しましょう。
都内での粗大ごみですが、回収までに約1ヶ月前後かかっています。(区によって変わります)
粗大ごみの処分方法はいくつかありますが、確実に処分できるのは3つになると考えています。詳しくは「【時間がない!】引越し時の粗大ごみの処分方法3つ」をご参照ください。
不用品の処分
引越しは断捨離を行うのにいい機会です。2年3年使わないものは、よほどお気に入りでなければ処分をしてしまいましょう。
このタイミングでの不用品というのは、「今部屋の中の見える範囲で不要なもの」です。まだ本格的な荷造りのタイミングではないので、今見える範囲での不用品を処分していきましう。
靴なども玄関のクローゼットにあれば、すぐ確認できますので処分は簡単です。
不用品の処分については「【家具の価値で決める5つの処分法】いらなくなった家具を処分」もご参考に!
会社への通知
会社への通知は2つです。
1つ目は住所が変わりますので、人事的に通知をすること。(通知をしないケースはないと思います。)
2つ目は関わっているメンバー、部署への通知です。この2つ目が重要になってきます。
報告のタイミングについては「【引越し時】会社に迷惑のかからない報告タイミングと3つの立ち振舞」をご参照ください。
引越し日ですが、運良く休みの日にできるとは限りません。有給を取らなければいけないかもしれませんので、早めにメンバーや部署に通知をしていれば業務調整をして休めるかもしれません。
また、平日の方が引越し料金が安くなりますので、有給消化に1日使ってもよいと思います。
ステップ7 引越し2週間前に行うこと
2週間を切りましたら、以下の作業をしていきます。
- すぐ使わないものの梱包
- 服の処分
- 本の処分
- 家電製品の処分
- 電気・ガス・水道の移転手続
- サブスク(宅配系)の住所変更
- インターネットの移転・解約
すぐ使わないものの梱包
クローゼットの中にあるものなどを中心に、すぐ使わないものを梱包していきます。
ダンボールに梱包する際、ダンボールに何が入っているか記載すると思いますが、コツがあります!
以下の書き方をすると、業者への指示および荷解きが効率的にできます。
- 文字の色は2色使う(すぐ使う:赤、すぐ使わない:青)
- 梱包する荷物のカテゴリ
- 梱包されている荷物の名称
↓下図が例です。
服の処分
梱包していくと意外に多いと思います。買ったのに1度も着ていないなどあると思います。
3年着ていなければ、メルカリなどで売るか処分しましょう!
本の処分
最近は電子書籍に対応している書籍が増えたり、電子書籍の機能も良くなっていますので、紙として持っておきたい本以外はこちらもメルカリで売るか処分、もしくは電子書籍で買い直しをしましょう!
家電製品の処分
家電はゴミとして出せるものと、出せないものがありますのでしっかり各自治体のホームページなどで確認をしましょう!
処分方法としては大きく以下の4つになります。
○ 商品のメーカーで処分
○ 不用品業者で処分
○ 自治体で処分
それぞれメリットとデメリットがあります。詳しくは別の記事で解説をしていきます。
電気・ガス・水道の移転手続
生活のインフラとなりますので、確実に行いましょう!
マンションによって立ち会いが必要な場合と不要な場合があります。こちらは管理会社か今使っている電気・ガス・水道のサービスセンターへお問い合わせください。
サブスク(宅配系)の住所変更
食材の宅配など使われている場合は、住所変更を忘れずに行いましょう!
コロナ渦で置き配が多くなってきた今、旧居へ届いてしまうこともありますので、注意が必要です。特に食材などは賞味期限も短いので、再配達できず損してしまう可能性もありますし、旧居に現在住んでいる方にも迷惑がかかってしまいます。
インターネットの移転・解約
引越しのタイミングでインターネットを同時に申し込むことで割安になったりすることもありますので、おすすめです!
もし、ホームルーターやモバイルWiFiルーターをご契約で特に不満がないなら、各サービスの住所変更を行いましょう。
ステップ8 引越し1週間前に行うこと
1週間を切ってきました!だいぶバタバタしている頃かと思います。
- 郵便の転居・転送申請
- 金融機関の住所変更
- クレジットカードの住所変更
- 携帯電話の住所変更
- サブスク(ネット系)の住所変更
- 本格的な荷造り
大きく住所変更と荷造りのタイミングです!
郵便の転居・転送申請
郵便の転居・転送届も重要です。みなさんも以前住んでいた方の郵便届いた経験があると思います。
注意点は以下です。
○ 開始日は指定できず、申請した日から
○ 転送期間が終了した場合、差出人へ変換される
郵便局のHPにある、e転居を使います。PCからでもスマホからでも操作可能です。
金融機関の住所変更
金融機関からお知らせもたまに届きますので、しっかり住所変更をしておきましょう。
住所変更はインターネットバンキングにログインして行いますが、簡単に操作できます。
クレジットカードの住所変更
クレジットカード会社から月に1回くらいは郵便物が届きますので、住所変更はわすれずに行いましょう。
インターネットから行うことが多いですが、わからない場合は電話でも変更可能です。カードの裏に記載されているサービスセンターへ電話しましょう。
携帯電話の住所変更
以前と違い、明細書はすべてWebが基本なので忘れがちですが、行いましょう。
サブスク(ネット系)の住所変更
サブスクのサービスも忘れがちですが、登録に住所を設定しているものは漏れずに行いましょう。
本格的な荷造り
1週間を切りましたら本格的な荷造りを開始していきましょう!
このタイミングのコツとしては、いつも使う日用品やこの1週間で着る服以外は梱包をしてしまうことです。
梱包したあとのダンボールには以下のように記載してわかりやすくしておきましょう!
- 文字の色は2色使う(すぐ使う:赤、すぐ使わない:青)
- 梱包する荷物のカテゴリ
- 梱包されている荷物の名称
ステップ9 引越し前日までに行うこと
- パソコンのバックアップ
- 掃除できる所を掃除する
- ゴミ捨て
- 冷蔵庫の水抜き
- 洗濯機の水抜き
- 貴重品の荷造り(バッグの用意)
パソコンのバックアップ
手持ちなら問題ないですが、デスクトップPCをお持ちで梱包をするなら必ずバックアップはとるようにしましょう!
基本的に引越しによってデータが消えたとしても保証はされません。
掃除できる所を掃除する
恐らく、当日のうちに荷物の積みと新居での降ろしをされる方がほとんどだと思います。
新居に引越し業者の方が到着する前には自分がついていなければなりませんので、荷物が部屋になくなっても掃除をしている時間はほとんどないです。
なので、前日のうちに掃除できるところは掃除をしておきましょう。後日、旧居の鍵の引き渡し時の掃除が楽になります。
ゴミ捨て
いらないものは前日といわず、マンションの規定に沿って処分しましょう!
意外にいらないものなどゴミは増えていきますので、荷造りをしながらいらないものは随時捨てます。
冷蔵庫の水抜き
冷蔵庫の食品なども計画的に消費していきましょう!私の場合、調味料などもなるべく使って、捨てるようにしています。
冷蔵庫の水抜きですが、説明書にやり方が載っていますので、見ながら作業を行えば全く問題ないです。前日のうちに電源は切っておきましょう。
洗濯機の水抜き
洗濯機の水抜きも説明書にやり方が載っていますが、もしわからなければ業者に任せてしまっても問題ないかと思います。経験上、追加で料金を取られたことはないです。
貴重品の荷造り(バッグの用意)
貴重品ですが、なるべくは自分で持ち歩くようにしましょう!
もし、量が多く自分で持ち歩けないとしたら、自分だけが分かるような印をダンボールにつけて、決してダンボールに「貴重品」などと記載しないようにしましょう。
道を通りがかりの人に盗まれることもあります。実際に、引越し業者の方ですが、財布を取られてしまったという事件もありました。
ステップ10 当日やること
- 荷物の最終梱包・忘れ物チェック
- 引越し料金の支払い
- ガス使用停止の立ち会い
- 電気のブレーカーを落とす
- 新居への移動
- 新居の写真・引越し後の部屋のチェック
- 業者への指示
- 荷解き、整理整頓
- 電気・ガス・水道の使用確認
荷物の最終梱包・忘れ物チェック
荷物の最終梱包をしますが、コツとしては同じダンボールを揃えておくとか、大物はを運び出す導線には物をおかななど、業者の方が作業しやすいように荷物をまとめておくとスムーズです。
管理会社への鍵の引き渡しは後日になると思います。しっかりした掃除はその日に行うことをおすすめします、その時のために捨てても良い掃除用具は残しておきましょう!
運ばれないように業者への一言と、まとめておきましょう。
引越し料金の支払い
訪問しての見積もりの場合は追加料金が発生することが少ないので、引っ越し作業前に支払うことが多いです。メールなどで見積もりをとった場合は追加料金が発生する場合が高いので、引っ越し作業後に支払いとなります。
お心づけ(チップ)ですが、一人1000円が相場となっています。今は払わないことも多いですが、1000円くらいお渡しして飲み物でも買ってくださいで十分だと思います。
このお心づけで作業クオリティが下がることはありませんが、昔ながらのマナーとしてお渡しするのがベータです。
ガス使用停止の立ち会い
マンションによって変わってきますが、もし立ち会いが必要な場合はなるべく引越し業者が来る前に済ませてしまいましょう!
もし難しければ、鍵の引き渡し日に合わせて申請しましょう。
電気のブレーカーを落とす
引越しをする場合、サービスセンターに電話をすると最後にオペレーターの方から電気のブレーカーを落としてくださいと言われます。新居に移動する前に旧居のブレーカーを落としましょう。
新居への移動
新居への移動は「自分で移動します」移動手段としては電車か近ければタクシーになります。移動ルートの確認は前日までに完了させておくことで、当日の移動でバタバタしないで済みます。
荷物の積み込みが終わると、新居への到着時間の確認をすることになります。緊急の連絡先はしっかり確認しておきましょう!
旧居の作業がスムーズに行えた場合、時間に余裕ができますので業者の方も小休憩する時間とかがあったりします。その時間を稼ぐためにも、自分なりに荷物をまとめてあげられるとベストです。
詳しくは「引越し当日の自分の移動について【流れを解説】」をご参照ください。
業者の方も1日に1〜3件こなしますので、早く終わるに越したことはないですし、予定通り動いてくれるユーザーはありがたがられます。
新居の写真・引越し後の部屋のチェック
新居に着きましたら、あまり時間はないと思いますが、部屋の写真(動画)をとりまくりましょう。
なぜかというと、業者の方がキズを付けてしまう可能性があるからです。養生はしていますが、ゼロではありませんし業者の方も気づかずというパターンもあります。
主なチェックポイントは以下です。
○ 部屋やドアの角
もし傷を発見したら、写真や動画を撮り、その日のうちに管理会社(大家さん)へ連絡しましょう!
①管理会社(大家さん)へ連絡
②メールで内容と写真・動画を送る
③メールはフラグなど立てて後で検索しやすくする
その賃貸の退去時に、請求されないようにするためのエビデンス(証拠)です。詳しくは「【トラブル回避】引越しの時に新居に傷が!写真を撮るべき理由2つ」をご参照ください。
業者への指示
部屋が広い方は特に指示書を用いて作業していただくことをおすすめします!
下図のように間取図を用いたわかりやすい指示書と準備段階でダンボールへの印などをつけると効率的に作業していただけます。
作成したものを事前にメールで送るか、プリントアウトして当日お渡しします。引越し前から準備をしておくことで当日の業者への指示は秒で終わります。
詳しくは「【秒で終わる】引越し業者への指示の仕方」をご参照ください。心付けについても記載しております。
用意できないよ!という方は不動産屋からその物件を紹介してもたった時にもらった物件表(捨ててなければ)に直書きしてしまいましょう。
荷解き、整理整頓
荷解きは当日の内に行いましょう!
荷解きといっても全てではありません。大きくはポイントが2つあります。
- 家具や家電・貴重なものに傷がないかの確認
- 日用品の荷解き
荷物に傷があった場合、それが引越し業者の方に傷をつけられたものであれば、当日の内に連絡をしなければいけません。日にちが経ってしまうと、自分でつけた傷では?と言われてしまうためです。
しかし、自分の思い違いの場合もありますので、引越し前から目立った傷があるのかの確認はしておくべきです。
日用品の荷解きに関しては、生活を送れるだけの荷物の整理をしないと床で寝るなどの事態になってしまうからです。詳しくは「【推奨】荷解きは引越し当日に!手順4ステップで解説」をご参照ください。
電気・ガス・水道の使用確認
引越しはなるべく日中にしておくほうがよいです。
夕方以降の引っ越しとなると、新居に着く頃には夜になってしまいます。特に電気の手続が遅れたり、不足の事態になってしまうと引越しの難易度が上がってしまったり、大変ストレスがたまります。
ステップ11 引越し翌日〜2週間以内にやること
- 近所(隣人)への挨拶
- 退去時の掃除
- 鍵の返却
- 転入届
- 運転免許証の住所変更
- 自転車の防犯登録変更
近所(隣人)への挨拶
引越しをしましたら、なるべく早めに挨拶をしましょう。
挨拶は両隣の部屋と上下の部屋でよいです。隣人トラブルはこの隣接している部屋と発生することが多いので、挨拶をすることで多少なりリスクは低減できる可能性が高いです。
では、どのようにして挨拶すれば良い?手土産は必要?など、「【できればでOK】引越ししたら隣人へ挨拶しよう!(やり方解説)」で詳しく解説をしていますので、ぜひお読みいただけたらと思います。
退去時の掃除
退去時の掃除ですが、必ず行いましょう!
敷金の有無に関わらず、賃貸のクリーニングは発生します。しかし、きちんと掃除をしているとそのクリーニング費用に加算されて請求される可能性は低くなるのです。
詳しくは「【徹底解説】退去時クリーニング費用は敷金から引かれます!」をご参照ください。
引越し前日までに掃除できる箇所の掃除と鍵の返却時に早めに行って掃除をすることをおすすめします。掃除のポイントは「引越し前に掃除しないと追加料金かかる?【掃除ポイント7選】」をご参考に!
鍵の返却
引越しが終わりましたら、前の家の鍵返却となります。
鍵の返却は立ち会い日になります。流れや注意点は「前の家の鍵返却っていつ?【流れと注意点2つ】」をご参照ください。
管理会社(大家さん)と日程を調整して、前の家へ向かいます。約束の時間より2時間くらい早めに行って、掃除と部屋の最終チェックをしましょう。引越し前に簡単な掃除をしておくと、楽に作業できます。
転入届
引越し前に転出届けを出したと思いますが、引越し日から2週間以内に新しい自治体の方で、転入届を出さなければなりません。明確に期限が設けられていますので、忘れずに行いましょう。
運転免許証の住所変更
運転免許証に明確な変更期限はないですが、身分証の提示などでは住所を見られたりしますので、しっかり住所変更の手続をしましょう。いつ行ってもそんなに混んでいるわけではないので、短時間で終わります。
自転車の防犯登録変更
忘れがちなのが自転車の防犯登録変更です。今は、自転車に乗っている人も増えましたし、高額な自転車(スポーツバイク)を乗っている方も増えているので、盗難防止のためにも変更はしましょう。
実は法律では防犯登録の義務化がされているんですね、引越しを機に登録してしまいましょう。詳しくは「【東京版】引越ししたけど自転車の防犯登録って変更必要?」をご参照ください。
ステップ12 引越し2週間以降にすること
この時期に行うこととしては重要度と優先度は低くなります。
- パスポートの住所変更
- ネットサービスの住所変更
パスポートの住所変更
ネットサービスの住所変更
ネットで住所関連を登録している場合は住所変更をしましょう。あまり使っていないサービスなどは引越しを期に見直してみてはいかがでしょうか。
こういったところからも情報漏えいとなりますので、しっかり整理していきたいですね。
まとめ
引越しのスケジュールの完全マニュアルを作成しています。ご自身の時期に合わせて参考にしていただけたらと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
それでは。